2014年4月3日木曜日

ツォルキン攻略 余談


  • 2段回しの是非
ツォルキンの2段回しってキングクリムゾンだよね。という雑談はさておき、私は基本的には2段回しをしません。細かく言うと2段回しの価値が計算できないだけなんですが、今回はそれについて考えたいと思います。

例えばスタートプレイヤーに置かず、農業や資源に置いたとします。その時、2段回し後の場所は農業2もしくは資源2になるので、4コーン(石+1コーン)のプラスになり、第1FD後の技術が上がった状態では、7コーン相当となります。1段下と比べると、3コーンの差になります。

一方、2段回しをされたほうのプレイヤーはというと、予定していた行動をするためには1コーン余計にかかるので、置いてあるワーカー×1コーンかかることになります。また、農業歯車では一段上がるデメリットがそもそもありませんし、資源建築で技術2段でも建築でもメリットがある場合もデメリットはありません。

では実際の状況はどうでしょうか?

1つ目の2段回しできる状況は、自分のワーカーが低段にしか無い為に次のターンで出来ることが無い状態で、他プレイヤー全員に必要な行動が技術上げやワーカー増などの歯車中段にあるものばかりであるという状態でその差が3コーン以上という場合です。正直それを計算した上で置くのは不可能に近いのではないでしょうか?

2つ目の状況は、FDの2ラウンド前でFDの支払いの為に自分以外もしくは自分より上のプレイヤーが4または5つ目のワーカーを抜かなければいけなくなる状況です。ただ、資源型プレイヤーは第1FDのマイナス点を受けることについて、半分諦めている部分がありますし(後から取り戻すポテンシャルがある為)、後半ではそもそもコーンが豊富なのが売りなのでダメージを受けなかったりします。

正直なところ、2段回しが有利になるだろうという確信が持てるのは、最終2ラウンド前で決算を早める状況以外にはあまりありません。序盤(第1FDまで)で2段回しをしているプレイヤーで100点以上の点数を取ってトップになるのは難しいと思っています。

とりあえず、「どうしようかなー?2段回したら他は計算狂うだろうし」なんて曖昧にやってしまうと、損しているのは自分だけなんてことになりますよって話でした。